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LIVE! ECLIPSE 2005 NO.2
2005年4月4日

ライブ!ユニバース、「ハイブリッド日食」プロジェクトで10種類の実験
中継時間は4月9日(土)午前5時〜午前8時半

http://www.live-eclipse.org/

天文現象などをネットで中継する非営利団体ライブ!ユニバース(事務局:東京都大田区、会長:尾久土正己) は、金環・皆既日食(通称:ハイブリッド日食)をインターネットで中継するプロジェクト「LIVE! ECLIPSE(ライブ・エクリプス)2005」を実施します。中継時間は日本時間の4月9日(土)午前5時から午前8時半までとなります。

中継URLは、http://www.live-eclipse.org/、日本語JPドメイン名http://日食中継.jp/、モバイル向けhttp://k.live-eclipse.org/の3つとなります。リアルタイム映像、微速度撮影による映像を、Windows Media Player、Flash、3G携帯電話(3キャリア対応)等によるメディアで配信を行います。中継終了後もVOD(ビデオオンデマンド)で楽しめます。

今回の天文学的な見どころは、非常に珍しい現象である金環・皆既日食(通称:ハイブリッド日食)である点です。

また、ライブ!ユニバースとしては、このプロジェクトを通して10種類の実験を行い、ネットワーク技術向上に貢献することを目指しています。

今回、実験テーマを募集したところ、10種類のテーマが立ち上がりました(下記一覧参照)。実験希望者は、プロジェクトマネージャーに申請し、自らリーダーとなって実験の発案、メンバーの確保や実験の用意、そして当日の運用などを取りまとめています。十数人の実験チームで参加するところもあれば、一人ですべて実験してしまうケースもあります。実験にあたっては各方面の組織と連携して実施します(添付資料参照)。

今回のプロジェクトマネージャーであるライブ!ユニバース理事山本文治は実験内容について次のように述べています。
「各実験リーダーは、自分のテーマを持って参加しています。この日食中継を通じて製品やサービスに反映したいという場合もありますし、データを収拾し学術的な貢献を目指す人もいます。このように各々の意志が多岐にわたっていても、それをプロジェクトとして吸収できるのが日食中継のよいところです。ライブ!ユニバースは、このような自由な参加形態を通じて、最先端のネットワーク技術の向上を通して世に貢献することを誇りとしています。今回の実験の中ではFlash Videoライブ配信と、ハードウェアwebサーバの二つの実験に注目しています。Flash Video配信は動画の配信方法を変えていくとして、いま非常に注目を集めている技術です。今回は日本最大規模の配信に挑戦します。ハードウェアwebサーバも世界初の技術であり、国内外からの短時間に集中したアクセスをさばきつつ、ユーザへいかに快適なブラウジングを提供するかがテーマとなっています。コンテンツとして注目度が高く、しかも言語や文化の壁を越える「日食」という普遍的なコンテンツがあるからこそ、成立する実験といえます」

<実験一覧とその内容>
@Flash Videoを用いたライブ配信
日本最大規模のFlash Videoライブ配信へ挑戦する
Aストリーム配信の受信品質評価
ストリーム受信品質の向上へ向けて、データの蓄積をおこなう
B日本語ドメイン名に対するアクセス評価
日本語ドメイン http://日食中継.JP/ を用意しユーザの利便性等を調査する
C超高速ハードウェアWebサーバによる性能評価
LSI上に構築・設置されたサーバおよびコンテンツで高速ブラウジングを提供する
D観測地からのライブ映像集信システム
衛星電話を用い世界中どこからでもリアルタイム中継が可能であることを実証する
E広域ライブストリーム配信システム
国内にエンコーディングセンターを設営し様々なメディアで配信する
Fライブ中継用Webコンテンツ生成
Webの全体設計やコンテンツ作成をおこなう
G携帯電話端末向け動画配信システム
携帯電話が次世代動画配信プラットフォームと成りえるかを探る
HDNSによる広域負荷分散方式の評価
さまざまなISPにある配信サーバからユーザに取って最適なサーバを選択できる
I広域への高品位映像伝送評価
ハイビジョンによる次世代映像伝送のトライアルを実施する

○「LIVE! ECLIPSE(ライブ・エクリプス)2005」について 非常に珍しい現象である金環・皆既日食(通称:ハイブリッド日食)をインターネットで中継するプロジェクト。今回の観測地点は、北アメリカと南アメリカをつなぐパナマ国内のペノノメ(北緯8度21分, 西経80度13.8分, 高度10 m)と、太平洋上(南緯2度3.1分、西経110度22.4分)の二地点。今回の日食は、月と太陽のみかけの大きさが、太平洋上の2点(ニュージーランド沖と中米沖)でまったく同じになるため、2点の間では皆既日食、両側では金環日食というハイブリッドな日食になるという珍しい現象になる。前回のハイブリッド日食は、1987年に起きており、次回は2013年に起こる。

【ライブ!ユニバースについて】
http://www.live-universe.org/
天文学者や天文ファン、ネットワーク技術者などが集まり、日食などの天文現象を世界各地からインターネットで中継している非営利団体。毎回、日本語と英語の2ケ国語以上のホームページを作成し、世界中の人々に天文現象をエンターテインメントイベントの一つとして提供してきました。個人のボランティアと産官学の組織による大規模ネットワークが活動活力の中心です。遠隔授業コンテンツとして学校教育や天文台などでの利用も行われてきています。活動は1997年から「ライブ!エクリプス実行委員会」ならびに「ライブ!レオニズ実行委員会」として行ってきました。2002年5月に両委員会を統合して「ライブ!ユニバース」を設立。会長は、尾久土正己(おきゅうど・まさみ)和歌山大学学生自主創造科学センター教授(前みさと天文台長)。
これまでの中継コンテンツは、http://www.live-universe.org/ja/project.html

○中継URL掲載にあたってのお願い
日本語ドメインによるアクセス評価実験のため、記事掲載等の際には「http://www.live-eclipse.org/」だけでなく、「http://日食中継.jp/」の併記をお願いいたします。

<一般お問い合わせ> info@live-universe.org

<報道関係者のお問合せ先>
ライブ!ユニバース広報担当:石川
FAX.03-5384-7586 press@live-universe.org


≪添付資料≫

2005年4月4日現在の実験参加組織一覧

  1. Flash Videoを用いたライブ配信
    株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ
    株式会社IRIユビテック
    株式会社アゼスト
    有限会社クロスエッジ・システムズ
    日本ヒューレット・パッカード株式会社
    マクロメディア株式会社
    松下電器産業株式会社
  2. ストリーム配信の受信品質評価
    株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ
    エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
    国立大学法人東京大学情報基盤センター
    有限責任中間法人CRNフォーラム
    日本ヒューレット・パッカード株式会社
    株式会社PFU
    北海道総合通信網株式会社
    松下電器産業株式会社
  3. 日本語ドメイン名に対するアクセス評価
    国立大学法人東京大学情報基盤センター
    株式会社日本レジストリサービス
  4. 超高速ハードウェアWebサーバによる性能評価
    株式会社IRIコミュニケーションズ
    株式会社イーツリーズ・ジャパン
  5. 観測地からのライブ映像集信システム
    株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ
    株式会社KDDIネットワーク&ソリューションズ
    独立行政法人情報通信研究機構
  6. 広域ライブストリーム配信システム
    株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ
    エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
    独立行政法人情報通信研究機構
    国立大学法人東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻江崎研究室
    日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
    日本ヒューレット・パッカード株式会社
  7. ライブ中継用Webコンテンツ生成
    有限会社サイエンスノード
  8. 携帯電話端末向け動画配信システム
    芝野智誉
  9. DNSによる広域負荷分散方式の評価
    株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ
    アクセリア株式会社
    エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
    北海道総合通信網株式会社
  10. 広域への高品位映像伝送評価
    株式会社石川コンピュータ・センター
    学校法人高知工科大学菊池研究室
    特定非営利活動法人中国・四国インターネット協議会
    株式会社データコア
    トナミ運輸株式会社
    富山地域IX研究会
    日本テレコム株式会社
    国立大学法人広島大学情報メディア教育研究センター
    国立大学法人北海道大学
    山梨県地域情報ネットワーク相互接続機構
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