シルカ班旅行記・その1

【新潟→イルクーツク→チタ】

 

●3月5日 晴れ 新潟→イルクーツク

 

■いざ,シベリアへ

待ち合わせ風景
【集合場所にて】
W田さん,まだ?

出国審査に並ぶメンバー
【出国審査に並ぶメンバー】
いざ,出発!

 LIVE!ECLIPSE97シベリア遠征班はいよいよ観測地シベリアのシルカに向けて出発だ。各協力会社さんからお借りした貴重な機材は、預けるわけにはいかず、どうしても手荷物が多くなってしまう。

 第1の目的地イルクーツクまでは、アエロフロート872便で4時間半の旅。西へ西へ太陽を追っかけて飛ぶことになる。途中、機内からヘールホッブ彗星が見えたのには感動。せっかく富士写真フイルムからお借りした高級デジタルカメラ「DS-505A」で撮影したのだけど露出補正をしなかったので、うまく撮れなかった。いくら高級カメラでも、撮る人の腕が悪ければ宝の持ち腐れだ〜(^^; ちなみに今回の道中日記では、DS-505Aと同じく富士写真フイルムのコンパクト・デジタルカメラ「DS-8」でも撮影しています。

 

■倒れるシート

倒れるシート
【倒れるシート】
逆噴射と同時に倒れた

 イルクーツク国際空港に着陸。逆噴射でエンジンがうなりをあげた時、突然、後ろでバタン、バタンと音がした。振り返ると、シートの背もたれが次々と前のめりになって、倒れているではないか!

 何度も、飛行機に乗っているけど、こんなの見たことないぞ。そういや、機内に入ったときもシートがところどころ倒れていたっけ。何はともあれ、無事にロシアに入国を果たしました。

 

■イルクーツク到着 入国手続きが大変!

 今回のツアーでは日食のライブ中継を行うための機材がたくさんあります。中には使用目的を一言で説明しづらい機材もあり,入国手続きの際は苦労しました。最初はロシアの役人も妙にはりきってしまい,機材一つ一つについて中身を確認したり,使用目的を尋ねたりして時間がかかっていましたが,途中で疲れてきたらしく(すでに22:00を過ぎていた),後半はほとんど素通りでした。

 

■インターネット接続成功!

 いやー、つながっちゃいましたね(^^) イルクーツクから日本のインターネット・プロバイダーのアクセスポイントに国際電話をかけて、インターネット接続ができました。

ロシアのモジュラージャック
【ロシアのモジュラージャック】
所かわれば品かわる〜

 ロシアでは220Vだし、モジュラジャックは5本足の電源コンセントみたいな形をしていますが、変換器を使って、電源と回線を確保できました。トーンじゃなくて、パルスだとか、千葉のアクセスポイントはだめだけど東京のアクセスポイントにはつながるとか、いろいろありましたが小1時間ほどでネットにつながりました。でも、ニフティサーブは途中で切れてしまい、うまくつながりませんでした。この日は疲れていたので、メールの読み書きと電話連絡だけでおしまい。おやすみなさい。

 

●3/6 晴れ バイカル湖,イルクーツク〜チタ

 

■バイカル湖のヒビ

バイカル湖のひび割れ
【バイカル湖のひび割れ】
透明度が高く,底まで見えそうで恐い...

 「イルクーツクってどこ?」という人も、バイカル湖なら「あーあ、あのへんね」と思う人は多いはず。イルクーツクはそのバイカル湖の西南にある都市です。縮尺の大きな地図ですと、バイカル湖のほとりにあるように見えますが、実際にはバスで1時間半ほどの距離にあります。世界で一番透明度の高い湖ですけど、冬は一面に氷が張ってしまいます。雪をかきのけて見えた氷はやはり透明度が高く、ひび割れた白い亀裂が、いろんな方向に下の方まで見えて神秘的でした。

 

■アントロノフはバイカルを越え

 イルクーツクから第2の目的地チタへは、プロペラ機のチャーター便で一っ飛び。とってもチタはチャーター便でしか行けないようなところではなくジェット機による定期便もある都市です。今回は座席数の関係でチャーター便になったというわけ。我々30人だけで、49人乗りのアントロノフ24型機を占有しました。ゆっくり高度を上げていくプロペラ機もたまにはいいものです。でも、私には機内からはバイカル湖がよくわかりませんでした(^^;

アントーノフ24型プロペラ機
【アントロノフ24型プロペラ機】
「君たち,荷物多すぎ」と注意された

 

■インマル差し押さえ!か?

 今回の日食の中継にはインマルサットという人工衛星を経由してデータを転送します。この人工衛星との接続に必要な送信装置にロシアの電波管理局からクレームが付いてしまいました。チタの空港に到着した一行を迎えたのは黒コートとあの帽子で身を固めた,まるで映画から飛び出してきたようなロシアの役人たち。森さんが代表して事情を説明し,持ち込みの許可証を見せますが,なかなか向こうも引き下がりません。結局「持ち込み許可はあるが,使用許可がない。モスクワに問い合わせるので,許可が降りるまで使用は控えるように。」とのこと。装置が使えないと動画の中継どころが日本との通信手段そのものがなくなってしまいます。どうなる LIVE!ECLIPSE 97 !!

 

★おまけ・その1★

●やっぱりかぶっていた「あの」帽子

 ロシアといえば「あの」もこもこの黒茶色の毛皮の帽子。現地ではほとんどの人がかぶっていました。毛皮の質によって値段にもピンからキリまであり,安いものでは$60くらいからあるそうです。服装は黒や茶色をベースにした暗めのコートを着ている人がほとんどで,日本以上にみんな同じ格好をしています。男性は帽子から耳を出したままの人も多く,ロシアっ子の貫禄をにじませていました。

バスに乗り込むロシアの人々
【バスに乗り込むロシアの人々】
ほとんどの人があの帽子をかぶっている

●ロシアのバスルーム事情

ホテルのバスルーム
【ホテルのバスルーム】
国営のちゃんとしたホテルなんだけど

 ホテルに着いてまず最初に確認するのがトイレとお風呂。ロシアのバスルームはおせじにもきれいとは言えません。床はレンガ、配管はむき出し。シャワーカーテンなんてしゃれたものはついていません。あちこちに錆やしみが付いていて,これでは湯船にゆっくりつかるどころか早くこの場から逃げ出したくなります。

 トイレは気温が低いためか,においがしたり虫がいたりすることはなく,不衛生な感じはないのですが,やはり汚い。おまけに便座がロシア人のオシリに合わせてあるのか異様にでかい。日本人の女性だとオシリがすっぽりはまってしまうのではないだろうか?

 

 

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