| A9: | 周囲の変化には次のようなものがあります。
- 明るさの変化・・・観察には照度計が必要です。普通は10分おきに、皆既の前後は急激に明るさが変化するので1分おきに測るとよいでしょう。照度計の受光面に直射日光が当たらないような工夫が必要です。また、日食でないとき(違う日)の気温変化も記録しておく必要があります。照度計の代わりに、写真用の露出計も使えます。周囲をそのままカメラで撮影しても暗くなる様子はわかりますが、目で感じたものとはずいぶん違ったものになるので、後で人に説明するようなときには使えません。
- 気温の変化・・・観察には温度計(できれば通風温度計)が必要です。これも明るさの変化と同様にして測るとよいでしょう。

- 生物の変化・・・動物や植物が、昼間の闇に対してどのように反応するのかを観察します。当然この場合も、前日や翌日などの普通の日のようすと比較することが必要です。あたりに野生の生物がいないときには、まわりの人間を観察すると面白いですよ。
- 地平線付近の色・・・皆既日食が見える場所は、月の影(本影)の中に入っているわけです。そこで地平線付近を見ると、影からはずれた所(日の当たっている所)から回り込んできた光が見えます。横から来る光なので、夕焼けの光と同じように赤〜オレンジ色に見えます。これが日食の進行と共に、位置と色を変えながら変化していきます。これはビデオで撮るのが一番です。
*(4)以外は部分食でも観察できます。いろいろ工夫してやってみると面白い結果が出るでしょう。
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