Q1: |
コロナの形は毎回違うと聞きましたが、どんな形に見えるのでしょうか? |
| A1: | コロナはボーッとした光のかたまりではなく、鳥の羽毛のような無数の輝く細い線の集まりです。これは太陽の持つ磁場によって形成されるため、全体の形は太陽活動の状態によって異なり、二度と同じ形にはなりません。
図(2)のように、太陽黒点活動の極大期にはコロナが太陽の周り全体に広がり、極小期には赤道方向に沿って東西方向だけに広がります。中間期にはコロナもその中間の形になります。 日食の時のコロナの形をくわしく予想したい人は、日食の一ヶ月ほど前から黒点とプロミネンスの観測をすると良いでしょう。日食の当日、太陽の縁近くに黒点が来そうかどうかで、ある程度コロナの様子が予想できます。コロナ内部の構造の模式図(3)を載せておきます。 活発な黒点群やプロミネンスの上には、白く明るく輝くコンデンセーションやアーチ構造が見 られることが多いのです。さらにその上には、長く伸びた流線(りゅうせん・ストリーマー)があります。流線の長さは普通、太陽半径の4〜5倍まで伸びているのが肉眼でもわかります。 |

