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Q6:

同じ場所で見ていると日食はどのように変わるのですか?
日食の予報を見ると第1接触などという表現を見かけますが、
これは何を意味しているのですか?

A6:

日食は太陽を月が隠す現象です。
毎日、月が出る時刻、沈む時刻が段々遅くなることからわかるように、 地球から見ると月は太陽に比べて次第に東に動いていることになります。そこで、 日食の際には太陽は西側から欠け始めて行きます(図6-1)。

日本から見ると、太陽も月も東の空を斜めに昇って南を通り西の空に斜めに沈んでいきますから昼ごろに日食が起きると右から左に欠けていくことになります。3月9日の場合、日本では朝、日食になりますから太陽が進んで行く方向、即ち、やや上の方から欠け始めることになります。

ところで、厳密には月と太陽の見かけの大きさはちょっとだけ違いますから、欠け方の様子が変わる時点が、月と太陽の接し方によって(皆既食や金環食の場合)4回起こります。

月が太陽と最初に接するとき、即ち、部分食が始まる時を「第1接触」といいます。

月の東縁が太陽の東縁に接する時を「第2接触」といいます。
皆既食になる日食の場合は、皆既食が始まる時刻になります。金環食になる日食の場合は、金環食が終わる時刻です。部分食の場合は、このような配置にならないので第2接触はありません。

月の西縁が太陽の西縁に接する時を「第3接触」といいます。
皆既食になる日食の場合は、皆既食が終わる時刻になります。金環食になる日食の場合は、金環食が始まる時刻です。部分食の場合は、このような配置にならないので第2接触はありません。

月が太陽と最後に接するとき、即ち、部分食が終わる時を「第4接触」といいます。
皆既食の場合に自然になるように名付けているので、金環食の場合は時間順には「第1接触」「第3接触」「第2接触」「第4接触」となるので注意が必要です。

部分食しか見られない日食の場合、「第2接触」「第3接触」が起きないので、それを補う意味で  「最大食分時刻」が表示されることがよくあります。
これは、太陽の中心と月の中心が一番近づいて見える時刻のことで、太陽がもっとも欠けてみえる時刻になります。

(図6-1)日食の進み方



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